ライフフォース8(LF8)に訴えかけて『読み手の心を揺さぶる文章』の書き方、LF8の使い方とは?

CCNGの村上です。

人間の脳には、太古の昔から遺伝子に組み込まれている生物学的な欲求があります。

「オギャー」と産声を上げてこの世に生まれ落ちたその時から、いえ、産まれる前、お母さんのお腹にいるときからすでに誰もが持っている「人として最も強い原始的な欲求」・・・

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「現代広告の心理技術101」の著者ドルー・エリック・ホイットマンは、それらの欲求を「生命の8つの躍動(LifeForce8:ライフフォースエイト)」と呼んでいます。

そもそも、ライフフォース8(LF8)って何?

人間の脳には、太古の昔から遺伝子レベルで脳に組み込まれている生物学的な8つの欲求とは・・・

人間の全ての思想、言動、行動は、これら8つの欲求を満たすことが目的と言われています。

『LF8』は、普通に暮らしている上では「意識すらされないレベルの根源的な欲求」であり、あなたもよく知っている「人間の3大欲求(食欲・睡眠欲・性欲)」も、このLF8の一部に過ぎない、ということです。

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LifeForce8:ライフフォースエイト (LF8)

  1. 生き残り、人生を楽しみ、長生きした(死にたくない、充実した人生を歩みたい)
  2. 食べ物、飲み物を味わいたい(食べたい、飲みたい、空腹や飢えを避けたい)
  3. 恐怖、痛み、危険を免れたい(失いたくない、損したくない、安全でいたい)
  4. 性的に交わりたい(異性に愛されたい、性的欲求を満たしたい)
  5. 快適に暮らしたい(不快を避けたい、不自由でいたくない)
  6. 他人に勝り、世の中に後れをとりたくない(他者より優位な立場でいたい)
  7. 愛する人を気遣い、守りたい(家族や恋人を大事にしたい、失いたくない)
  8. 社会的に認められたい(誰かに共感してもらいたい)

これらの欲求を刺激するような文章を意図的に書くことができれば・・・・

そう、読み手が(無意識レベルで)思わず反応してしまう文章が書けてしまうことになるわけですね。

あなたは読んだ人の「心を揺さぶる文章=共感を呼ぶ文章」を意識して記事を書かれていますか?

もしそんなことはいつも意識して書いてるよ、というあなたは、おそらくこの記事から得られるものは何も無いので今スグこの記事を閉じていただいて結構です。

『LF8』は、何かを販売する際にも、ものすごく役に立ちます。

ですが『LF8』という言葉を知っていても、本当の意味で理解して使いこなしている人はほんの一握りしかいないのが実情です。

『LF8』を単に丸暗記したとしても、実戦では全然使えない、って話です。

なので今回は簡単な文例を交えて『LF8』の正しい使い方の一端を私のできる範囲でお伝えしたいと思います。

それでは、早速、行ってみましょう。

LF8を刺激する文章の例

「この仕組みが回りだせば、あなたは何もしなくても毎月10万円を得ることができます!」

と言われて、あなたの感情は揺れ動くでしょうか?

この文章だけでは「へっ、なんかそれって怪しくね?」とか「はぁ、なにそれ?ウソくさ~」くらいの反応しか取れず、多くの人の感情を揺さぶることはできません。

なぜなら、この文章だけでは「なにもしなくても月10万円を得ること」が、根源的欲求であるLF8のどこにどうつながっているかイメージできないからです。

なにもしなくても月10万円得ることが、最終的にLF8の何を満たすのか?』あるいは、『月10万円得られなけらば、LF8の何が満たせなくなってしまうのか?

『LF8』は、生まれる前から備わっている超根源的な欲求です。

なので「なにもしなくても月10万円得る」ということを、その超根源的欲求レベルである『LF8の何を満たし、それがNGだった場合LF8の何が満たされなくなってしまうのか』というところまで文章で語ってあげて初めて根源的な感情に訴えかけるメッセージとして伝わるようになる、というわけです。

では、先ほどの主張に対してLF8を刺激する文章を付け加えてみるとどうなるかを見ていきましょう。

例1)主にLF8(5)快適に暮らしたい、(7)愛する人を気遣い、守りたい、という欲求を満たすイメージ

月10万円の余裕資金があれば・・・毎月誰にも文句を言われず自由に使えるお小遣いが10万円プラスされると思えばいいわけです。大切な人とちょっと小洒落たレストランで普段はなかなか食べられない食事をしたり、都内の高級ホテルに一泊して大切な人と非日常的な体験をしたり、一緒に旅してみたり(今はコロナでちょっと難しいですが・・・)などなど、今よりちょっと快適な暮らしになるって思いませんか?

例2)LF8(6)他社より優位な立場でいたい、(8)社会的に認められたい、という欲求を満たすイメージ

実際にある程度の金額を株や投資信託で10年程度積み立てていくと、元本+αをキープしながら月に10万円の配当金を受け取り続けることは可能です。
配当金で、雑誌で見てふと気になった温泉にフラッと泊まりに行ってもいいし、1日中趣味の読書や映画鑑賞をしてもあなたに文句を言う人はだれもいません。
配当金を使わないで再投資にまわすのもあなたの自由です。そう、すべての選択権はあなたにあるのです。あなたと同じような仕組を作ってこなかったお友達からすれば、とてつもなく羨しい話ですよね?


いかがでしょうか?

最初の淡々とした文章に比べてみて、だいぶん魅力を感じてもらいやすくなったのではないでしょうか。

もちろん、どのLF8に反応するのかは、あなたの読み手によって異なりますし、どのような事例を想像させればあなたの読み手が憧れを抱いてくれるのかもケースバイケースで異なります。

それにひとつの事象がひとつのLF8に当てはまる、というわけでもありません。

例えば「都心のタワーマンションのペントハウスに住みたい」という欲求は、「(5)快適に暮らしたい」という欲求がベースですが、場合によっては「(6)他者より優位な立場でいたい、または(8)誰かに共感してもらいたい」という欲求から来ているかもしれません。

いずれにしても読み手に向けてメッセージを送る際は、そのメッセージによって『LF8の何が満たせるのか?それを疎かにした場合、LF8の何が満たされなくなるのか?』を意識するかしないかで「文章の響き度」に大きな差が生まれるのは間違いありません。

LF8のプラス面(得られる要素)・マイナス面(満たされない要素)の両方を意識した表現を加えることで、あなたも「読むとなぜか心が揺さぶられてしまう」と読み手に感じてもらえる文章が書けるようになるはずです。

人間の後天的(二次的)な9つの欲求

『LF8』は、生まれついての潜在的欲求ですが、ドルー・エリック・ホイットマン氏は、人間の後天的(二次的)欲求として以下の9つを挙げています。

  1. 情報が欲しい
  2. 好奇心を満たしたい
  3. 身体や環境を清潔にしたい
  4. 能率よくありたい
  5. 便利であってほしい
  6. 信頼性、質のよさが欲しい
  7. 美しさと流行を表現したい
  8. 節約し、利益を上げたい
  9. 掘り出し物を見つけたい

人によっては、もしかしたらLF8より、こちらの9つの後天的欲求の方がイメージしやすいかもしれません。

ですが、これら9つの欲求はあくまで後天的なものであり、本能的な欲求ではないので、LF8ほどの強烈な訴求力は期待できません。

LF8ほどの訴求効果は見込めないにしても、これらの後天的欲求をうまく刺激してあげると読み手の反応が上がるのは間違いないので機会があったらお試しくださいませ。

今回は、LF8という人間が生まれつき持っている根源的な欲求を刺激して「無意識レベルで人の心を揺さぶる文章」の書き方について語ってみました。

この記事が、あなたのお役に少しでも立てましたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

次の記事でお会いできるのを楽しみにしています。それでは、また。 村上

投稿者プロフィール

murakami
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IT企業のインフラ管理をしています。
Windows、Linux、パソコン、スマホ、便利なアプリやツールの使い方やレンタルサーバ関連の記事が多くなると思います。またWEBマーケティング、コピーライティングなどの記事もときどきアップするかも、です。